休養とは疲労を回復させる行為であり、活動疲労と休養活力を循環サイクルとして捉えることができます。これをリカバリーサイクルといいます。
パソコンやスマートフォンの発展によっていつでもネットワークにつながれる現代は、常に精神的な活動をして疲労しています。
加えてメールだけでなく、チャットツールやオンラインミーティングなども加わって、余白がまったくない人も多いでしょう。
そのため、かつてのような睡眠だけでは疲労を回復しきれていません。 睡眠が足りていないと、翌日へ疲れを持ち越してしまうのです。 そこで近年注目されているのが、休養を科学的に体系化した「休養学」です。
健康には「運動」「栄養」「休養」の3つが大切です。そのことは厚生省(現・厚生労働省)が1978年に始めた第1次国民健康づくり施策からの柱になっています。
これまで運動や栄養についてはさまざまな角度から研究され、学問として体系化されてきましたが、休養についてはほとんど研究されていませんでした。
さらに、眠ることばかり重視された従来の休養では、人々の疲労を回復しきれない社会構造になっています。
このように休養の重要性が高まる中、スポーツ医・科学分野から派生した科学的根拠のある知識と技術に基づく「休養学」が誕生しました。
毎日疲れが取れない。休息できていると感じない…。そんな負のスパイラルを断ち切るには、疲れた時にやってしまいがちな何気ない悪習慣の見直しが大切です。