『心筋梗塞になりやすい人』には“共通点”があった!「耳に出る3つの特徴」とは?

2026年07月27日 19:04

ふと鏡を見たとき、耳たぶに深いシワが刻まれているのを見つけて不安になったことはありませんか?

 実はこのシワ、「心臓の病気」と深い関わりがあるかもしれないのです。

「耳のシワ」と「心臓」という、一見まったく結びつかない2つの部位には一体どのような関係があるのでしょうか。

「意外に思われるかもしれませんが、耳たぶと心臓には血管の観点から見ると共通点があります。

どちらも『全身のうち細い血管で血液を供給されている』こと、そして『側副血行路(バイパスにあたる迂回路)がない』という点です。

側副血行路がない組織は、全身で起こる動脈硬化の影響をより強く受けてしまいます。耳たぶは毛細血管が密集する血流の終着点にあたるため、動脈硬化の影響を強く受けるのです。

心筋梗塞は心臓の筋肉を栄養する血管が動脈硬化で変性することで起こるため、この現象と併行して耳たぶの変化が見られると考えられます。

シワが生じるのは、慢性的な血流不足に陥ることで、血管の根元で『筋弾性線維症』という組織の変化が起こるためです。

水分や栄養を絶たれた植物の葉がしおれるように、耳たぶの弾力線維が失われ、深いシワが刻まれます。

1973年にアメリカのFrank医師が報告して以来、多くの臨床研究や解剖研究においても、耳たぶのシワと冠動脈疾患の関連や、重篤な冠動脈狭窄の強い相関関係が示されています。」

「階段を上る時の息切れや、胸以外の場所(左肩や奥歯)に現れる違和感は、心筋が酸欠状態にある危険なサインかもしれません。

心臓の痛みを伝える神経は、左腕、背中、下あご、歯、胃の周辺の神経と同じ束になって脳に繋がっています。

そのため、血流不足で心臓の筋肉が酸欠になり疲労物質が蓄積すると、神経からの刺激を脳が誤認して、『歯や肩が痛い』と勘違いしてしまう『放散痛(ほうさんつう)』という現象が起こるのです。

【見逃しやすい危険なサイン】
階段や坂道で急に息が切れるようになる
左肩、腕、背中にかけての重だるさや痛みがある
突然、奥歯や下あごが浮くような痛みを感じる 冷や汗を伴う吐き気や胃の不快感がある

特に高齢者、糖尿病の方、女性は非典型的な症状が現れやすい傾向があります。

階段で痛みが現れ数分休んで消える場合は、血管が詰まる一歩手前かもしれません。数日以内に循環器内科を受診してください。

安静にしても冷や汗を伴う痛みが15分以上続く場合は、心筋が壊死し始めている極めて危険な状態の可能性があります。ためらわずに救急車を呼んでください。」

耳たぶのシワは、それだけで病気を確定させるものではありません。しかし、専門家が指摘するように、それは「動脈硬化」という血管の病が、体の中に潜んでいる可能性を示唆するサインであることに変わりはありません。

もし鏡を見てシワを見つけたら、それを「ただの老化」と放置せず、自分の健康状態を見直すきっかけにしてみてください。

日々の血圧測定や減塩、そして胸以外の場所に現れる小さな異変に耳を傾けること。これら一つひとつの行動が、将来の重篤な心臓疾患を防ぐための、確実な一歩となります。

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