「風に当たると涙が出る=目は潤ってる」は大きな勘違い?

2026年09月26日 16:22

涙の仕事は「潤すこと」だけじゃない

涙は、目の表面を薄く覆い、乾燥や異物から守ってくれる存在。ところが、風や乾いた空気で目の表面が刺激されると、そのダメージを和らげようとして涙が一気に分泌されることがあります。

ここで押さえておきたいのは、涙がたくさん出ている=目が十分に潤っている、とは限らないということ。

むしろ涙もろくなった目は、乾きに悲鳴を上げているのかもしれません。

年齢を重ねると、涙の量や質、まぶたの働きなどが少しずつ変化し、目の表面が乾きやすくなることがあります。

そこに追い打ちをかけるのが、冷暖房、長時間のスマホやパソコン作業、そしてコンタクトレンズ。
思い当たるもの、ひとつやふたつではないのではないでしょうか。

こうした条件が重なると、以前は気にならなかった程度の風でも、涙があふれるように感じることがあるのです。

風に当たった時だけなのか、それとも普段から目がゴロゴロするのか。かすみや充血はないか。
涙以外の症状にも、ぜひ目を向けてみてください。

冷暖房の風を顔に直接当てない、画面作業の合間に遠くを見て目を休める。そんな小さな工夫の積み重ねも、目を守る大切な習慣です。

 一方で、片目だけ涙が続く、強い痛みや充血がある、視力が変わってきたといった場合は、ドライアイ以外の病気が隠れていることもあります。気になる症状が続くなら、迷わず眼科へ相談しましょう。

「最近、風に当たると涙が出やすくなった」という変化の裏には、目の乾燥や涙のバランス、まぶたの状態などが関係している場合があります。

涙が出ることと、目が潤っていることは、決してイコールではありません。涙もろくなったのは年のせい、と笑って済ませる前に。あなたの目が発している小さなSOSに少しだけ耳を傾けてみてください。

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