私たちの周りには埃(ほこり)やウイルス、細菌などさまざまな異物が存在しています。これらが体内に侵入すると病気になったり、最悪の場合は命の危険に陥る可能性もあります。こうした外敵から体を守っているのが免疫というシステム。
皮膚や粘膜で異物の侵入を防いだり、侵入された場合は白血球がその異物を撃退するといった機能がそうです。風邪をひいたときに熱が出るのも、体が病原体と戦っている免疫反応のサイン。
この生きていくうえで欠かせない免疫機能……それを維持していく力が免疫力なのです。
免疫は体を守る大事な仕組みですが、ストレスや加齢、生活習慣の乱れなどにより、その力を発揮できなくなってしまうこともあります。
免疫力が低下すると病原体と戦う力が弱くなりますから、風邪をはじめいろいろな病気にかかりやすくなり、その病気が治りにくくなります。
生活習慣病やアルツハイマー病、胃潰瘍(いかいよう)などは、免疫細胞の働きが鈍ると発症しやすくなる病気のひとつです。
そのほか、肌の免疫力が弱まれば肌は荒れやすくなり、粘膜の殺菌力が低下すれば口内炎ができたりします。
このように免疫力の低下はさまざまな悪影響をもたらしますので、普段から免疫力を高めておくことが大事です。
食事や生活習慣を見直し、免疫力のキープに努めましょう。