なぜ「はしか」は風邪と見分けにくいのか?

2026年04月28日 18:34

はしかのウイルス(麻疹ウイルス)も風邪のウイルスも、気道や結膜といった粘膜から侵入して増殖し、同じ免疫反応を引き起こすため、初期症状がよく似たものになり見分けにくいのです。

また、潜伏期間が長いことも判断が難しい一因になっています。 熱や咳が出たらよくある風邪だと考えるのは、病気の頻度からしてもごく自然なことで、実際に風邪であることがほとんどです。麻疹の初期症状について確認しましょう。

風邪に似た初期応答(カタル期)には、はしかも風邪もウイルスが気道や目の粘膜に侵入します。体がウイルスという異物を排除しようと免疫反応を起こすため、38℃台の発熱や咳、鼻水といった共通の炎症症状が出ます。
カタルとは、鼻や喉の粘膜に起こる炎症を指す医学用語です。

はしかは、感染症として広く知られていますが、潜伏期間が長いというウイルスとしての特性があります。 潜伏期間はおよそ10〜12日程度で、過去に一回だけワクチン接種をしているなどして多少免疫がある場合には、3週間ほどになることもあります。つまり、人混みに入るイベントがあったとしても、忘れた頃にふと症状が出るのです。その結果、はしかのカタル期の症状としては結びつけられず、ただの風邪と考えられやすいのです。

はしかは空気感染するというとても厄介な特徴があります。人混みを避けることが難しいGW中には非常に多くの感染者を生む可能性があります。
はしかの初期症状は風邪と見分けがつきにくく、その間に感染を拡大させてしまうリスクがあります。特に潜伏期間が長く、かつ感染力が非常に強いという特性を知っておくことが重要です。

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