二日酔いは、飲みすぎの結果として、疲労、頭痛、筋肉痛、吐き気、胃痛、めまい、口の渇き、苛立ち、発汗、血圧上昇などが生じる症状をさします。
「アルコールの分解の中でアセトアルデヒドという物質に変わるのですが、それが『毒を持っているから』というのが1つの原因と言われているものの、実は二日酔いのメカニズムは完全には分かっていません」
「アセトアルデヒドの影響のほか、アルコールには利尿作用があるので脱水症状を起こしたり、軽い風邪のような症状になってしまって、それにより頭痛やだるさ、吐き気が出たり、血糖値が非常に下がってしまったり、眠りの質が悪くなって、普段のように疲れがとれない。
そういった様々な要素が影響していると今の研究では言われています」 お酒を飲むと、アルコールの約2割が胃、残りの約8割が小腸で吸収され、その90%以上が肝臓で分解されます。
肝臓で一度「アセトアルデヒド」という物質に変わった後、さらに分解され、最終的には「水」と「二酸化炭素」になって体外へ排出されるのです。
体の血中アルコール濃度がおおよそ0に戻る時、二日酔いの症状はピークに達し、ひどい場合は24時間以上続いてしまうこともあるといわれています。
飲む前】 ➡空腹状態で飲まない お腹が空いた状態で飲むとアルコールの吸収が早まり、血中濃度が急上昇します。必ず何かお腹に入れてから飲み始めましょう。
【飲んでいる最中】 ➡「お酒1杯につき、水1杯」を挟む 合間に水を飲むことで、アルコールの総量を抑え、血中濃度の上昇を緩やかにできます。
【飲んだ後(翌朝)】 ➡水分補給・糖分補給・休養
まずは経口補水液などでしっかり脱水を解消すること。また、血糖値が下がっているため、「うどん」や「おかゆ」など消化に良いもので優しくエネルギーを補給し、とにかく体をゆっくり休めてください。
ビアガーデンの開催やお盆休み、暑気払いなどでお酒を飲む機会も増える時期。 楽しい時間を後悔しないためにも、二日酔いについて今一度見直し、できることから対策しましょう