認知症というと「家系の問題」「遺伝だから防げない」と考える人は少なくないが、じつは意外な原因がある。
糖を摂ると血糖値を下げるためにインスリンが分泌される。
しかし糖の過剰摂取が続くと、やがてインスリンが出づらくなったり、効き目が落ちたりしてしまう。
インスリンは脳内で「学習」や「記憶」を司る脳神経細胞同士の情報伝達をスムーズにしたり、アルツハイマー病の原因となる「アミロイドβ」などによる攻撃から脳神経細胞を守る役割も果たしている。
そのインスリン分泌に異常がおきるため、結果として糖の摂りすぎは認知症リスクを高めてしまうのだ。
たとえ主食を減らしても、それ以外の時間に少量ずつ頻繁に食物を摂取すると、膵臓が休まる暇がなくなってしまう。
間食や「ながら食べ」をしてしまうと、1日中インスリンが出っぱなしの状態になってしまいます。当然、肝臓や筋肉などの末梢臓器は、持続的に大量のインスリンにさらされることになります。
こうなると、肝臓や筋肉でインスリンの効きが弱くなり、やがて、その分泌にも異常をきたしていく。
何を食べるかを意識することは大切だが、それ以上に、“無意識に食べているもの”を見直すことも大事なのかもしれない。